子どもたちの豊かな心と体と、健やかな未来を育てるために
学校給食は、食事だけが目的ではありません。
子どもたちが食の大切さや楽しさを感じる場であり、食べ物や家族・地域への感謝の心を育てる場であり、健康な食生活を送るための知識を学ぶ場です。
静岡市では、子どもたちの心と体と、健やかな未来のために、様々な取り組みをすすめています。
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安全・安心な給食の提供
学校給食で一番大切なことは、「安心・安全」です。
静岡市の給食は、安全な食材を使い、衛生管理を徹底した環境でつくられています。
また、近年増えている食物アレルギーをもつ子どもたちに対応した設備の整備や体制づくりにも力を入れています。
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多彩で魅力的な献立の作成
静岡市では、子どもたちがいろいろな食材や料理を経験できるように考えて、献立を作成しています。
多様な食体験を通じて、子どもたちが食への興味を持ち、食の知識を深めてもらうためです。
また、家庭でもおいしい給食のメニューが楽しめるように、食の話題が広がるように、「 給食レシピ」も公開しています。
国際交流イベントに合わせ、海外の食文化を体験できる献立を実施しています。「シズオカ×カンヌウィーク」の開催時には「フランス献立」を提供しました。
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感謝の心や愛郷心の育成
静岡市は、地域の食材を積極的に使い、地産地消に努めています。
また、郷土食を取り入れ、子どもたちが地域の産物・食文化への理解を深めることで、郷土への愛着と誇りを育てています。
また給食を通じて、生産者の方や食べ物の恵みに感謝する心、毎日の食事をつくるご家族に感謝する心を養っています。
静岡産食品や静岡ならではの料理を提供する給食です。地場産物や郷土料理を積極的に取り入れ、地元の食文化を体験できる献立を実施しています。
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給食を通じた食育の推進
学校給食は食育の「生きた教材」です。静岡市は、食育の参考になるような「栄養バランスに優れた給食」を提供しています。
そして、子どもたちが食についての知識を学び、適切な食を選び、健康な食生活を送ることができる力を養っています。
また、給食に関するさまざまな情報発信を通じて、家庭での食育を支援し、子どもたちにとって望ましい食習慣づくりをすすめています。