しょっかんくん、こんにちは。今日は清水のご当地グルメのもつカレーを作るよ。
東部学校給食センターのオリジナルメニューなんだよ。

一緒においしさの秘密を探ってみよう。
さっそく「ぶたもつ」が納品されたところだよ。見てみよう。

給食センターでは、毎日たくさんの食材を使って給食を作っているんだ。
今日の「ぶたもつ」は77㎏もあるんだ。

まず始めは、「ぶたもつ」を下ゆでして「ぶたもつ」のくさみをとっていくよ。
おいしくなるために、やわらかくなるまでじっくり時間をかけて下ゆでして、「あく」もていねいに取りのぞいていくよ。

「ぶたもつ」を下ゆでしたあとはカレーを作っていくよ。
これは、ニーダーという大きな機械だよ。羽根を回転させながら材料を混ぜることができて、煮物（にもの）や汁物（しるもの）、炒め物（いためもの）などいろいろな料理を作ることができるんだ。

この機械でまずは、たまねぎを炒めるよ。たまねぎの甘さが出るまでじっくりと炒めるんだ。おいしいカレーを作るためにこれもとっても大事なことなんだ。

次に残りの材料を入れていくよ。にんじん、カレールーに…

しょっかんくん、ここで問題です。今からふだんの給食のカレーには、あまり入れることがない材料を入れるんだ。なんだと思う？

答えは「こんにゃく」だよ。
もつカレーといったら清水を代表する料理で、くしにささった物が有名だけど、元はもつをみそやみりんで煮込んだ「土手煮（どてに）」という料理をヒントに作られたそうなんだ。

東部学校給食センターのもつカレーは栄養士さんが学校給食向けにアレンジしたメニューで、「土手煮」をイメージしてこんにゃくを入れているんだよ。
もつカレーに入れるとおいしいんだ。